日本ジオパークネットワーク(JGN)とは
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茨城県北ジオパークWEBサイト
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茨城県北ジオパーク

茨城県北ジオパークとは?

袋田の滝 写真

茨城県北(けんぽく)地域には、緑あふれる山々、紅葉の渓谷、白亜紀の翼竜や魚竜、アンモナイトの化石を産出する海岸、日本最古・5億年前の地層、日本の近代化を支えた鉱山、豊かな山の幸・海の幸などのたくさんの地質・自然・文化資源があります。

山々の緑

山々の緑 写真

茨城県北部は、暖温帯と冷温帯の境目となっているため、両方の気候帯の植物が混在しています。渓流沿いや山の上部にある自然林は植物の宝庫です。自然林では、ブナ科の高木が多いのですが、同じブナ科でも標高が高くなるにつれて、シイやカシなどの常緑樹から、ナラ、ブナなどの落葉樹に変化してゆきます。

海の恵み

海の恵み写真

茨城県から福島県に渡る常磐沖では、北方の親潮と南方の黒潮がぶつかることにより、深いところの栄養に富んだ水が表層に供給されて、プランクトンが大発生し、それを求めて様々な魚が集まります。一方、沿岸部には地付きの魚介類が豊富で、茨城県北部の岩礁海岸では磯魚やアワビの漁が行われています。

主な見どころ・おすすめジオサイト

■袋田の滝ジオサイト

 1500万年ほど昔、袋田の滝周辺は海の底にあり、そこでは海底火山が噴火していました。日本三大名瀑の一つ袋田の滝は、実は海底火山が陸上に持ち上がったものです。袋田の滝周辺では、この地域が陸から海になり、再び陸に成った歴史とたどることができます。それは、日本列島が今の形になっていく過程をたどるものです。

袋田の滝ジオサイト 写真
アクセス情報【クルマ】常磐自動車道「那珂IC」より約50分
【鉄道】JR水郡線「袋田駅」よりバスで10分

■八溝山ジオサイト

 八溝山は茨城県最高峰の山です。八溝山体を構成しているのは、1億8000万年前頃のジュラ紀に海洋プレート上に堆積した生物遺骸からなる地層と、海洋プレートが大陸プレートに沈み込む際に陸から供給された堆積物が大陸の縁にかき寄せられてできた地層(付加体)です。激しく変形した地層はダイナミックな地球変動の証言者です。

八溝山ジオサイト 写真
アクセス情報【クルマ】常磐道 那珂IC から国道118号経由約1時間40分
【鉄道】JR「常陸大子駅」からバスで約50分
終点「蛇穴」下車 山頂まで徒歩約2時間30分

■五浦海岸ジオサイト

 五浦海岸は、自然や歴史や文化がたくさん詰まった場所です。大昔、人類が誕生するよりもずっと前の時代は、ここは深い海でした。海の中で砂や泥などが溜 まって、固まり、大地の変動によって海から姿をあらわし、陸地になりました。それが波の力で削られ、岩礁や崖ができて、変化に富んだ地形が美しい景色を見 せてくれるのです。海食台の上には、過去のガスハイドレートの“化石”の炭酸塩ノジュールからなる奇岩がそびえ、それにきつけられた岡倉天心が近代日本美術発展のための拠点としたものと考えられています。

五浦海岸ジオサイト 写真
アクセス情報【クルマ】常磐自動車道 北茨城IC または いわき勿来IC から約15分
【鉄道】JR常磐線「大津港駅」よりタクシー約5分

■北茨城・常磐炭田ジオサイト

 茨城県北から福島県南東部にかけての常磐地域には、石炭を含んだ地層が分布しています。3500万~3000万年前頃には、北茨城周辺は海岸沿いに森や湿地が広がっていたと考えられています。そこに繁茂した植物が石炭の原料になりました。明治初期に発見されたこの地域の石炭は日本の発展を支えました。

北茨城・常磐炭田ジオサイト 写真
アクセス情報中郷鉱跡へのアクセス
【クルマ】常磐自動車道 高萩ICから約10分、北茨城IC から約15分
【鉄道】JR常磐線「磯原駅」よりタクシー約20分

■花貫渓谷ジオサイト

 険しいV字谷が形成されています。V字谷が尾根と谷間で気候条件に微妙に変化をもたらすことにより、花貫渓谷周辺は暖帯(暖温帯)と温帯(冷温帯)の植物が混在し、四季折々の美しい景観を楽しめます。また、近くの花貫ダムは、日本で唯一の「海が見えるダム」であり、花貫さくら公園は春には桜、秋には紅葉を観ながらバーベキューやキャンプができます。

 
アクセス情報【クルマ】常磐自動車道「高萩IC」より約20分
【鉄道】JR常磐線「高萩駅」よりタクシーで約25分

■日立ジオサイト

 工業都市である日立市の基盤となった「日立鉱山」は昭和56年閉山しました。日立鉱山は日本四大銅山の一つに数えられるまで発展した一方で、銅の精錬の際に発生する亜硫酸ガスによる煙害に悩まされていました。その対策の一つとして建設された大煙突の一部が残されています。日鉱記念館には当時使用していた機材の展示や、採掘の様子を再現した実物大のセットがあります。

花貫渓谷ジオサイト 写真 日立ジオサイト 写真
アクセス情報【クルマ】常磐自動車道「日立中央IC」より10分
【鉄道】JR常磐線「日立駅」よりバスで約25分

■常陸太田ジオサイト

 常陸太田市を縦断する県道33号~国道461号に沿って急な崖が南北に続いています。この崖は福島県棚倉町にかけて続く日本有数の断層「棚倉断層」がずれた時にできたものです。棚倉断層周辺には、竜神峡が広がり、竜神大吊橋から春には鯉のぼりの群泳、秋の紅葉をはじめ、ダイナミックな景観を楽しめます。

常陸太田ジオサイト 写真
アクセス情報竜神大吊橋へのアクセス
【クルマ】常磐自動車道 日立南太田ICより45分
【鉄道】JR水郡線「常陸太田駅」よりバスで45分、竜神大吊橋下車、徒歩20分

■大宮段丘ジオサイト

 大宮段丘ジオサイトは、ちょうど関東平野と阿武隈山地との境界に位置しています。水戸方面から北上していくと、低地から台地、丘陵地、そして山地へと地形が移り変わっていきます。常陸大宮市の辰ノ口展望台からは、茨城県北ジオパークを南北に流れて日立市と東海村の境で太平洋に注ぐ「久慈川」がつくりだした地形を一望できます。

大宮段丘ジオサイト 写真
アクセス情報辰ノ口親水公園
【クルマ】常磐自動車道「那珂IC」から国道118号で約20分
【鉄道】JR水郡線「常陸大宮駅」よりタクシーで約10分

■東海村ジオサイト

 東海村の台地と平地の違いは、世界規模の気候変動によって形成されたものです。田園風景が広がる細浦青畝(ほそうらせいほ)は、住民の投票で決められた東海十二景の1つです。台地は水はけが良く、さらにサツマイモと相性の良い火山灰質の土壌が表層に堆積しているので、サツマイモの栽培に適しています。

東海村ジオサイト写真01
アクセス情報【鉄道】JR「東海駅」下車

■平磯海岸ジオサイト

 今から8000万年頃前の白亜紀、平磯海岸周辺は深い海の底でした。この時代、陸では恐竜達が闊歩し、海ではアンモナイトや海棲爬虫類が繁栄していました。平磯海岸周辺では白亜紀に形成した地層を見ることができます。白亜紀の地層は関東周辺ではとても珍しいものです。さらにここでは、珍しい「異常巻きアンモナイト」が発見されています。

平磯海岸ジオサイト 写真
アクセス情報【クルマ】北関東自動車道(東水戸道路、常陸那珂有料道路)ひたち海浜公園ICより5分
【鉄道】ひたちなか海浜鉄道湊線「磯崎駅」から徒歩10分

■水戸・千波湖ジオサイト

 那珂川と千波湖を有し、古くから水の都として人々から愛されてきた水戸市。この歴史ある都市は、さらに何十万年という長い年月をかけて育まれた大地の上に発展してきまし た。東日本大震災で液状化の被害がでた場所で、自然災害と地史、地形との関係をまなぶサイトともなっています。

水戸・千波湖ジオサイト 写真
アクセス情報JR水戸駅から千波湖畔まで徒歩15分程度

■大洗海岸ジオサイト

 海水浴場と海の幸で有名な大洗。水産資源に恵まれている大洗沖は、冷たい親潮と暖かい黒潮が流れ、2つの海流がぶつかる「潮目」にあたります。そのため、大洗沖には寒流・暖流に生息する双方の魚介類が存在しています。

大洗海岸ジオサイト 写真
アクセス情報大洗磯前神社へのアクセス
【クルマ】北関東自動車道水戸大洗ICから約5.5km
【鉄道】鹿島臨海鉄道大洗鹿島線「大洗駅」よりタクシー5分

拠点施設

■五浦(いづら)美術文化研究所

研究所が五浦海岸ジオサイトのジオポイントとなっており、近隣には「茨城県天心記念美術館」、北茨城市漁業歴史資料館「よう・そろー」などの見どころもあります。

 所内で五浦海岸ジオサイト及び近隣ジオサイトのマップを入手できるほか、風光明媚な構内を散策しながら、岡倉天心、横山大観らの足跡を偲ぶことができます。

〒319-1703 茨城県北茨城市大津町五浦727-2

TEL 0293-46-0766

五浦美術文化研究所六角堂

■花貫ふるさと自然公園センター

花貫渓谷ジオサイトへお越しになる際のアクセス拠点となる施設で、館内には花貫周辺で見られる動植物や茨城県北ジオパークに関することがパネル展示により紹介されており、森林学習ができる施設になっています。センターを見下ろすようにキャンプ場があります。杉木立の中にかまどが設置され、広い炊事場には屋根が造られ、雨天時でも食事を作ることができます。

〒318-0024 茨城県高萩市秋山2989-14

TEL 0293-24-2331

花貫ふるさと自然公園センター 写真

基本情報

ジオパーク名:茨城県北ジオパーク

ジオパーク名(英語表記):North Ibaraki Geopark

団体名:茨城県北ジオパーク推進協議会

代表者名:三村 信男

構成自治体名:茨城県、水戸市、日立市、北茨城市、高萩市、ひたちなか市、常陸太田市、常陸大宮市、大洗町、大子町、東海村

お問合せ先

■茨城県北ジオパーク推進協議会事務局

〒310-8512 茨城県水戸市文京2-1-1 茨城大学社会連携課内

TEL 029-228-8825 FAX 029-228-8089

■E-mail 

■ウェブサイト 茨城県北ジオパーク

茨城県北ジオパークでは、所定のプログラムを修了した方がインタープリター(=公式ガイド)として認定されいます。インタープリターは、ガイドを行うほか、ツアーの企画・実施、学校の野外教室・体験学習への協力等を行っています。「茨城県北ジオパークの見どころを案内してほしい」といったリクエストは、「お問合せ先」までご連絡ください。ご希望の地域のインタープリターへの取り次ぎ等アレンジをいたします。

お問合せ先

■茨城県北ジオパーク推進協議会事務局

〒310-8512 茨城県水戸市文京2-1-1 茨城大学社会連携課内

TEL 029-228-8825 FAX 029-228-8089

■ウェブサイト 茨城県北ジオパーク

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