日本ジオパークネットワーク(JGN)とは
日本国内のジオパークとジオパークをめざす地域をサポートし、ジオパークのネットワーキングの軸となる特定非営利活動法人(NPO法人)です。
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「地球・大地(ジオ:Geo)」と「公園(パーク:Park)」とを組み合わせた言葉で、「大地の公園」を意味し、地球(ジオ)を学び、丸ごと楽しむことができる場所をいいます。
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萩ジオパークとは

萩ジオパークとは?

国際保護鳥トキ

山口県北部に位置し、萩市、阿武町の全域と山口市阿東地域で構成され、大きなカルデラから小さな単成火山まで、過去1億年間にわたる多様な火成活動の変遷をたどることができるのが特徴です。また、400年以上の歴史を持つ萩焼、江戸時代の面影を残す萩城下町など、マグマの活動が生んだ地質や地形を巧みに利用してきた先人の知恵が今も息づき、大地と向き合って文化を発展させた日本人らしい生き方に触れることができます。

巨大カルデラから小さな単成火山まで

萩では、日本がまだ大陸の一部だった頃の大規模火成活動、大陸の縁が裂けて日本海が形成されていく過程で起こった海底火山活動、そして、日本列島が誕生した後に起こった単成火山群の活動と、1億年間にわたって経験してきた多様な火成活動の記憶に触れることができます。これらの活動の結果、巨大なカルデラから小さな溶岩台地まで、多様な地形が形成されました。

マグマの活動と人の営みが築いた城下町

単成火山の溶岩台地は日当たりと水はけが良く農地に適し、海中の溶岩流は天然礁として好漁場となっています。萩焼は、1億年前の火成活動で生まれた花崗岩の風化した粘土で作られます。多様な火成活動の産物である多様な地質と地形を利用することで、多様な産業が生まれ、人と物が集まることで一大都市、城下町が築かれました。江戸時代の町並みが今も色濃く残る萩では、大地と向き合ってきた人々の生き様に触れることができます。

主な見どころ・おすすめジオサイト

■モドロ岬とその周辺

日本海に突き出したモドロ岬(阿武町)周辺では、東西約4kmにわたって高さ20~50mの断崖を望むことができる。まだ日本が大陸の一部だったころ(白亜紀)、地下で2種類のマグマが混交し、そのまま冷え固まった岩石が大規模に分布している。岬の先端では、崖一面に白い花崗岩と黒い閃緑岩の水玉模様が広がっている。カルデラを形成するような巨大噴火活動をおこした地中深くのマグマの姿を間近で見ることができる。

モドロ岬 白い花崗岩と黒い閃緑岩の水玉模様
アクセス情報奈古港から船で約20分(事前予約が必要)

■高山(こうやま)と須佐(すさ)湾

約2000万年前~1500万年前に起きた日本海の形成時に、当時の海底で起こっていた火成活動に触れることができる。白と黒の縞模様の断面が特徴的な畳岩は、日本海の海底に堆積した砂と泥によってつくられたものである。その背後にそびえる高山(こうやま)は、堆積層を貫いて上昇した釣鐘状のマグマ(斑れい岩体)で、その熱によって周囲の地層は焼かれ、ホルンフェルス化している。こうした、日本海が形成されていく過程の、堆積作用や火成活動に触れることができる。

高山(こうやま)と須佐(すさ)湾 写真01 高山(こうやま)と須佐(すさ)湾 写真02
アクセス情報JR山陰本線「須佐駅」から車で約10分

■龍が通った道(伊良尾山(いらおやま)とその周辺)

萩には1ヶ所で1回ずつ噴火をする第四紀の単成火山が約50ヶ所に分布している。阿武火山群と呼ばれるこれらの小さな火山のうち、最も激しく噴火をしたと考えられているのが約40万年前に噴火した伊良尾山(いらおやま)。その麓には、噴出した火山灰や溶岩が幾重にも積み重なっている様子がわかる観察施設が整備されている。谷に沿って約14km流れ下った伊良尾山の溶岩流は「龍が通った道」と呼ばれ、各所で六角柱状の割れ目(柱状節理)が特徴的な景色を見ることができる。

噴出した火山灰や溶岩が幾重にも積み重なっている様子がわかる 六角柱状の割れ目(柱状節理)
アクセス情報JR山陰本線「須佐駅」から車で約20分

■笠山

阿武火山群のうち、最も新しく形成されたのが笠山。海岸では約1万年前前後に噴出した安山岩質の溶岩流を見ることができる。噴火の最終過程で形成されたスコリア丘の火口が崩れることなく残っており、山頂ではその中に入って内部構造を間近で観察することができる。

笠山 海岸では約1万年前前後に噴出した安山岩質の溶岩流を見ることができる
アクセス情報JR山陰本線「東萩駅」から車で約15分

■長門峡(ちょうもんきょう)

火山噴火によって形成されたせき止湖が、河川争奪によって決壊して形成された渓谷。河川争奪の現場である丁字川出合淵(ていじがわであいぶち)では2つの川が正面衝突して合流する様子がわかる。渓谷は、白亜紀の大規模噴火によって形成された分厚い火砕流堆積物を削り込んで形成されており、河床では溶結凝灰岩ポットホール等を随所で観察することができる。

長門峡
アクセス情報JR山口線「長門峡駅」から徒歩5分

拠点施設

■萩ジオパークビジターセンター(萩・明倫学舎内)

萩観光の起点として整備され2017年にオープンした「萩・明倫学舎」内にある萩ジオパーク紹介コーナー。地形模型とプロジェクションマッピングによる大地の成り立ちの紹介や、主要なジオサイトに関するパネル展示、映像紹介があるほか、萩ジオパークの講座やイベント、日本のジオパークに関する情報を掲示するコーナーもある。

〒758-0041 山口県萩市602番地

TEL 0838-21-7765 FAX 0838-25-7767

■ウェブサイト 萩・明倫学舎

萩ジオパークビジターセンター(萩・明倫学舎内)

基本情報

ジオパーク名:萩ジオパーク

ジオパーク名(英語表記):Hagi Geopark

団体名:萩ジオパーク推進協議会

代表者名:会長 萩市長 藤道健二

構成自治体名:萩市、阿武町、山口市の一部(阿東地域)

推進組織体制

構成団体:萩市、阿武町、山口市、萩市教育委員会、萩市小学校長会、萩市中学校長会、あぶらんど萩農業協同組合、NPOあとう、NPO萩観光ガイド協会、NPO萩元気食の会、越ヶ浜自治体、須佐おもてなし協会、畳ヶ淵交流事業実行委員会、萩・阿西商工会、萩阿武商工会、萩温泉旅館協同組合、萩ケーブルネットワーク(株)、萩市観光協会、はぎ時事新聞、萩商工会議所、萩ものしり修士・博士の会世話人会、萩ユネスコ協会、福栄文化遺産活用保存会、山口県漁業協同組合

お問合せ先

■萩ジオパーク構想推進協議会事務局

〒758-8555 山口県萩市江向510

TEL 0838-21-7765 FAX 0838-25-7767

■E-mail

■ウェブサイト 萩ジオパーク

■Facebook 萩ジオパーク

ガイド情報

■萩ジオガイド&ジオプランナー

萩ジオガイドは、萩城下町、笠山、須佐ホルンフェルス、龍が通った道など、萩ジオパークの主要な見どころを部隊に、大地の営みやそれと向き合う人々の営みを体感できる時間をご提供します。萩ジオプランナーは「大地と人のつながりを楽しもう」をテーマにジオツアーを企画し、萩の地球目線での楽しみ方をご提供します。

萩ジオガイドは要予約(萩ジオパーク構想推進協議会まで)。ジオツアーの開催情報はHPをご覧ください。

お問合せ先

〒758-8555 山口県萩市江向510

TEL 0838-21-7765 FAX 0838-25-7767

■E-mail

■ウェブサイト 萩ジオパーク

萩ジオガイド&ジオプランナー 写真01 萩ジオガイド&ジオプランナー 写真02