日本ジオパークネットワーク(JGN)とは
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Mine秋吉台ジオパークWEBサイト
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Mine秋吉台ジオパーク

どこにあるの?

Mine秋吉台ジオパークの位置

Mine秋吉台ジオパークは本州最西端の山口県西部に位置し、美祢(みね)市全域をエリアとしています。エリア内には中国自動車道のインターチェンジが2ヵ所あり、また最寄りの空港および新幹線「のぞみ」停車駅からエリアまでは、車で約1時間の距離であるため、Mine秋吉台ジオパークは国内各地からアクセスしやすい場所にあります。

どんなところ?

Mine秋吉台ジオパークの目玉は、カルスト台地「秋吉台」です。カルスト台地とは、サンゴなどの生物が積み重なって固まった岩石(石灰岩)が、雨水や地下水によって溶かされてできた台地のことで、秋吉台では写真のような特徴的な風景が広がります。また、地域の人々はカルスト地形を活かした暮らしを昔からしてきました。Mine秋吉台ジオパークでは、カルスト地形特有な人々の歴史や生活はもちろん、それを作り出した地球のダイナミックさを体感することができます。他にも、東大寺の大仏に使われている銅を産出した「長登銅山跡」や無煙炭を産出する「大嶺炭田」など見どころがたくさんあります。

秋吉台

なにして遊べる?

鍾乳洞探検

Mine秋吉台ジオパークでは、ジオツアーと呼ばれるガイド付きのツアーを行っています。ツアーの中でも特にオススメなのが、秋吉台の草原地帯を歩くトレッキングや鍾乳洞の中を探検するコースです。トレッキングは新芽が美しい春や、大地が黄金色に色づく秋が最適です。また、鍾乳洞探検は大雨時以外ならいつでも楽しむことができます。この他にも、お客様のご希望に応じたツアーをお作りいたしますので、Mine秋吉台ジオパークにぜひ遊びに来てください!

主な見どころ・おすすめジオサイト

■秋吉台カルスト展望台

秋吉台カルスト展望台は、秋吉台東台の南部に位置する展望台です。展望台からは、秋吉台のカルスト地形や草原地帯を一望することができます。また、展望台から草原地帯を正面に見て左手には、草原と森林の境界が見えます。これは「火道」と呼ばれる防火帯で、人々の手によって整備されています。実は、秋吉台の草原地帯は中世の頃より採草と火入れにより維持されてきました。現在も、毎年2月に「秋吉台山焼き」が行われており、「火道」はその際の延焼を防ぐ役割を担っています。

他にも、ドリーネの並びや周辺の山々との形状の違いなど、様々なことを風景から読み取ることができます。

展望台の眼下に広がる風景(春) 展望台の外観
展望台の眼下に広がる風景(春) 展望台の外観
アクセス情報 「秋吉台」バス停から徒歩で約3分
「秋芳洞」バス停から徒歩で約30分
秋吉台ICから車で約8分
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■冠山

冠山は秋吉台東台に位置する標高377mの山です。頂上からは秋吉台のカルスト台地を一望でき、北側では多くの石灰岩柱を、南側では多くのドリーネを見ることができます。頂上付近では、石灰藻や海綿類などの化石が石灰岩の表面に多く見られることから、石灰岩は、浅い海に生息していたサンゴなどの生物が固まってできたことがわかります。

また、海に棲む生物の化石が陸で見られるのは、プレートと呼ばれる地球表面を覆う岩石の板が動くことによります。秋吉台の石灰岩は約1億年もの長い時間をかけて、海から陸へとゆっくり移動してきました。冠山はこのような秋吉台の成り立ちを学ぶことのできる、最適なジオサイトです。

冠山の頂上付近(春) 眼下に広がる風景(秋~初冬)
冠山の頂上付近(春) 眼下に広がる風景(秋~初冬)
アクセス情報 長者ヶ森駐車場(秋吉台ICから車で約15分)から徒歩で約20分
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■秋芳洞(あきよしどう)

秋吉台の地下には、現在見つかっているだけで453ヵ所の鍾乳洞があります。その中で最も大きな鍾乳洞が秋芳洞で、長さは約9km(国内第4位)、空間の広さは日本最大級です。カルスト地下水系の下流にあたるため、現在も地下河川の水量が豊富であり、鍾乳石などの洞窟生成物を多く見ることができます。また、シコクヨコエビなどの洞窟特有の生物が生息しており、5~8月にはコウモリを見ることもできます。

・通常入洞時間 8:30~16:30(年中無休)
・入洞料 高校生以上:\1,200、中学生:\950、小学生:\600、小学生未満:無料
・お問合せ 秋吉台観光交流センター:0837-62-0305

鍾乳石が棚田のような見かけをなす「百枚皿」 鍾乳石が壁一面に成長してできた「黄金柱」
鍾乳石が棚田のような見かけをなす「百枚皿」 鍾乳石が壁一面に成長してできた「黄金柱」
アクセス情報 「秋芳洞」バス停から徒歩で約5分
秋吉台ICから車で約5分
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■別府弁天池

石灰岩は雨水などに溶かされやすい性質があるため、石灰岩地帯では複雑な地下水系が発達します。地下水は、鍾乳洞の開口部から流れ出たり、石灰岩地帯の周辺で湧水として現れます。

湧水地の一つである別府弁天池は、厳島神社の境内にある周囲約40m、中心部の深さが約4mの池です。池の北西にある花尾山から流れる地下水が、断層沿いに湧き出ていると言われています。この水は古くから生活用水や農業用水などに使われており、現在ではマスの養殖にも使われています。また、環境省選定の名水百選に選ばれており、池の近くには水汲み場が設置されています。

名水百選に選ばれた別府弁天池の湧水
名水百選に選ばれた別府弁天池の湧水
アクセス情報 「堅田」バス停から徒歩で約5分
美祢ICから車で約20分
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■江原ウバーレと集落(よわらうばーれとしゅうらく)

カルスト台地では、石灰岩が雨水などに溶かされて、ドリーネと呼ばれる窪地ができます。本地域には、複数のドリーネがつながった、谷状の地形であるウバーレの中に発達した集落があります。

その一つである秋吉台西台の秋芳町江原地区は、ウバーレの底から斜面にかけて家屋が密集しており、他の集落とは隔離されています。カルスト地形のため地表に川は見られず、降った雨はウバーレ内の複数の「吸い込み穴」と呼ばれる縦穴に流れていきます。このため農業は畑作中心で、水稲はほとんどありません。ここでは、カルスト地形ならではの自然現象や生活様式が他にも多く見られます。

ウバーレの縁から集落を眺めた様子
ウバーレの縁から集落を眺めた様子
アクセス情報 「江原」バス停付近
美祢ICから車で約30分
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■長登銅山跡(ながのぼりどうざんあと)

長登銅山は奈良時代から1960(昭和35)年まで断続的に銅を採掘していた、日本最古の国営銅山です。ここで採掘された銅は、東大寺の大仏にも使用されたことがわかっています。また、発掘調査によって木簡や土器が大量に出土しており、これらは地名や時代、当時の物流など古代史における様々なことを解明する大きな手がかりとなりました。

この銅は、約1億年前に秋吉台の石灰岩とマグマが地下深くで接触してできたものです。本地域では、同様な仕組みでできた銅や銀などを採掘した鉱山跡が、長登銅山以外にも多数残っています。

長登銅山をはじめとする本地域の歴史は、長登銅山文化交流館(大仏ミュージアム)で詳しく知ることができます。

奈良時代の坑口跡「大切(おおぎり)4号坑」 長登銅山文化交流館の入口
奈良時代の坑口跡「大切(おおぎり)4号坑」 長登銅山文化交流館の入口
アクセス情報 「長登銅山入口」バス停から徒歩で約10分
大田ICから車で約5分
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■荒川水平坑跡

本地域の西部には、日本最大の良質な無煙炭の産地である大嶺(おおみね)炭田が広がります。明治時代の中頃から1991(平成3)年まで採掘しており、最盛期の1960年代には年間100万tの無煙炭を産出しました。国内では珍しい無煙炭が産出する理由は、大嶺炭田の石炭層は国内他地域のそれと比べて、堆積した時代が非常に古く、地下のマグマによる熱の影響を強く受けているからです。

荒川水平坑は無煙炭を地下で採掘するための坑道およびその出入口です。1904(明治37)年に旧海軍省によって開発され、翌年にはレンガ巻の坑道が完成しました。本坑は大嶺炭田で現在も見られる坑口の中で最も古く、坑口より約10数mの坑道内を見学できる貴重な炭鉱遺産です。

※坑道内へは、ガイドが同行する場合のみ入ることができます。

坑口の様子 坑道の様子
坑口の様子 坑道の様子
アクセス情報 「集会所前」バス停から徒歩で約5分
美祢ICから車で約25分
>>ジオサイト位置(Googleマップ)

■海軍キーストーン

無煙炭は燃焼時に煙が出にくいことから、旧海軍省は大嶺炭田の無煙炭を軍艦の燃料として使用するために、1904(明治37)年から大嶺炭田の大規模な開発を始めました。

海軍キーストーンは旧海軍省によって1908(明治41)年に開坑した、桃ノ木上層坑口に設置されていた要石です。旧海軍のシンボルであったサクラとイカリのマークが刻まれています。キーストーンが設置されているモニュメントの「M」の形は「美祢市」と設置されている場所の地名である「麦川」、また「無煙炭」の頭文字である「M」をイメージしたもので、2007(平成19)年に制作されました。

モニュメントの中央に設置されているキーストーン
モニュメントの中央に設置されているキーストーン
アクセス情報 「大嶺駅」バス停から徒歩で約1分
美祢ICから車で約20分
>>ジオサイト位置(Googleマップ)

■万倉の大岩郷(まぐらのおおいわごう)

万倉の大岩郷では、最大7mにも及ぶ巨大な岩石が一面に広がっています。一見すると、岩石が斜面を流れ下ってきたようですが、実は、割れ目に沿って岩石が風化・侵食されてできたと言われています。岩石と岩石の間に耳を澄ましてみると、場所によっては水の流れる音が聞こえます。これは、地下水が地表近くを流れているからで、前述した大岩郷のでき方を支持する証拠の一つです。

これらの岩石は、長登銅山跡で採れた銅と同じ約1億年前のマグマが、地下深くでゆっくり冷え固まったものです。また、非常に特徴的な風景を作っていることから、地域で語り継がれてきた昔話の舞台にもなっています。

入口付近から斜面を見上げた様子
入口付近から斜面を見上げた様子
アクセス情報 「大岩郷口」バス停から徒歩で約10分
美祢ICから車で約15分
>>ジオサイト位置(Googleマップ)

拠点施設

■美祢市立秋吉台科学博物館

秋吉台科学博物館では、秋吉台の地質や地形、動植物、考古など、秋吉台に関することは全て知ることができます。館内にはサンゴやフズリナ、アンモナイトといった小型の動物からヤベオオツノジカやニッポンサイなど、秋吉台で産出した多数の化石や、コウモリをはじめとする鍾乳洞で生息する生物の標本が展示されています。また、Mine秋吉台ジオパークについてはもちろん、全国のジオパーク情報もこちらで入手できます。

・開館時間 9:00~17:00
・休館日 毎週月曜日及び年末年始(12月28日~1月4日)
・入館料 無料

〒754-0511 山口県美祢市秋芳町秋吉1237-938

TEL 0837-62-0640 FAX 0837-62-0324

■E-mail 

■ウェブサイト 美祢市立秋吉台科学博物館

博物館の外観 ジオパークコーナー
博物館の外観 ジオパークコーナー

基本情報

ジオパーク名:Mine秋吉台ジオパーク

ジオパーク名(英語表記):Mine-Akiyoshidai Karst Plateau Geopark

団体名:Mine秋吉台ジオパーク推進協議会

代表者名:会長(美祢市長)西岡 晃

構成自治体名:美祢市

推進組織体制

構成団体

美祢市、山口県、地域活動団体、地域住民組織、大学など21団体

お問合せ先

■Mine秋吉台ジオパーク推進協議会事務局

〒754-0511 山口県美祢市秋芳町秋吉1237-862 カルスター(Mine秋吉台ジオパークセンター)

TEL 0837-63-0055 FAX 0837-63-0089

■E-mail 

■ウェブサイト Mine秋吉台ジオパーク

■Facebook Mine秋吉台ジオパーク

ガイド情報

■Mine秋吉台ジオパークガイド

Mine秋吉台ジオパークをもっと楽しみたい、よく知りたいという方は、ガイドとともに見てまわることをオススメします。秋吉台の草原の中を歩くトレッキングなど、体験しながらジオパークを楽しむツアーもありますので、是非お気軽にご相談ください!

料金(ガイド1人につき)…半日5,000円
※料金体系は変更となる場合があります。
※詳細はお問合せください。

お問合せ先

〒754-0511 山口県美祢市秋芳町秋吉1237-938 秋吉台科学博物館内

TEL 0837-63-0055 FAX 0837-62-0324

■E-mail 

■ウェブサイト Mine秋吉台ジオパーク

Mine秋吉台ジオパークガイド写真01 Mine秋吉台ジオパークガイド写真02
行程はご希望に応じてお作りいたします 少人数でも大歓迎です!