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伊豆大島ジオパーク

伊豆大島ジオパーク

伊豆大島は伊豆諸島最大の火山島です。

日本に数少ない玄武岩の活火山で、特有の活動様式・噴出物・堆積様式を観察することができます。最近(1950年~)の真新しい噴出物は、活火山でしか実感できない火山活動のダイナミズムを直に伝えます。

また、島火山としての特質を備えています。国内多くの内陸火山と異なり、海水に囲まれているために、標高の低い地域ではマグマと水のせめぎあいによってできる独特の火山体を併せ持っています。

主な見どころ・おすすめジオサイト

■山頂口展望台から見るカルデラ床と三原山

カルデラは約1500~1700年前に2回の大噴火によって形成されました。このような大噴火は100~200年の間隔で繰り返し発生したことがわかっています。最新の大噴火は1777~1792年の安永の大噴火で、中央火口丘「三原山」はこのときに形成されました。

その後、明治以降には4回の中規模噴火が発生し、1950~1951年には、「三原山」からカルデラ床に溶岩が流れ、火口南縁付近に噴石丘「三原新山」を形成しました。1986年11月15日にも三原山で噴火が発生し、11月19日には溶岩がカルデラ床に流出しました。このサイトでは、カルデラ地形、新旧溶岩流などの全体像を観察することができます。

三原山
アクセス情報三原山登山道路から山頂口展望台へ

■新旧溶岩上の植物遷移

三原山斜面の溶岩流一帯では、植物の一次遷移の初期を観察することができます。伊豆大島では噴火1年後にハチジョウイタドリが確認されました。
伊豆諸島の固有種でもあるハチジョウイタドリは、3枚の翼の付いた種を持ち、島特有の強い風に乗って容易に分布を広げ、溶岩の隙間に侵入します。そして、自身の落とした葉で土を作り、その土にススキが侵入しているというのが、この島の典型的な植生回復の姿です。このサイトでは植生回復の段階を観察することができます。隣接する1951年や1977年溶岩流一帯では遷移が進んでおり、植生の違いを観察することができます。

新旧溶岩上の植物遷移
アクセス情報山頂口展望台からカルデラ底へ

■波浮港

波浮港の原型は爆裂火口です。9世紀中ころに伊豆大島の南東部海岸で割れ目噴火が発生し、このときにマグマと海水が接触してマグマ水蒸気爆発を起こして火口湖が形成されました。火口湖は、元禄16年(1703年)の小田原地震で発生した津波により、海とつながって海水が浸入するようになり、さらに江戸時代末期の1800年に人工的に湾口を拡げて、現在の形の波浮港として完成しました。激しい火山の爆発により多様な地形が生まれます。このサイトでは、火山の地形を人間が良港として利用していることをご覧下さい。

波浮港
アクセス情報都道一周道路を南部へ

拠点施設

■伊豆大島火山博物館

伊豆大島をはじめとする日本と世界の火山について、様々なパネル展示や火山噴出物の標本、20mの壁一面に広がる地層大切断面の剥離標本などで、楽しく学ぶことができます。また、映像ホールでは、大島の美しい自然と人々の生活の様子を、迫力ある映画で紹介しています。館内にジオパーク展示コーナーを設置し、エントランスホールには、気象庁の協力を得て三原山の監視モニターを設置し、来訪者がいつでも見ることができる環境を整備しています。

〒100-0101 東京都大島町元町字神田屋敷617

TEL 04992-2-4103

■ウェブサイト 伊豆大島火山博物館(東京都大島町公式サイト内)

伊豆大島火山博物館 写真01
   
伊豆大島火山博物館 写真02 伊豆大島火山博物館 写真03

■三原山山頂ジオパーク展

東京都大島支庁の協力のもと、三原山山頂口の避難休憩展望所を土日祝日等に無料開放する「山頂ジオパーク展」として整備しました。展示パネル、岩石標本、プロジェクタ映像によるバーチャルジオツアー等を活用し、ネイチャーガイドクラブやジオパーク研究会のガイドが伊豆大島ジオパークの魅力を案内します。島出身者のガイドは、自らの噴火体験談を臨場感たっぷりでお伝えします。

東京都大島町元町鏡端

三原山山頂ジオパーク展 写真01 三原山山頂ジオパーク展 写真02

基本情報

ジオパーク名:伊豆大島ジオパーク

ジオパーク名(英語表記):Izu Oshima Geopark

団体名:伊豆大島ジオパーク推進委員会

代表者名:会長 三辻 利弘(東京都大島町長)

構成自治体名:東京都大島町

お問合せ先

■伊豆大島ジオパーク推進委員会事務局(大島町政策推進課振興企画係内)

〒100-0101 東京都大島町元町1-1-14 大島町役場 政策推進課内

TEL 04992-2-1444 FAX 04992-2-1371

■E-mail