佐渡ジオパークとは?

佐渡は、1000mを越す山や名勝・天然記念物に指定された海岸を持つ島です。金と銀の島としても世界的に知られ、独特の文化が息づいています。2011年には先進国で初めて「トキと共生する佐渡の里山」がGIAHSに認定されました。

これらの要素は、佐渡の大地と密接に関わっています。かつて日本一を誇った金山は、なぜ佐渡にあったのでしょう?日本産トキは、なぜ佐渡にだけ生き残っていたのでしょう?大地と動植物、そして私たちの生活がどのように関わっているか、見に行きましょう。

佐渡の位置

概要

面積855k㎡、周囲約280kmの日本海側最大の島です。1000mを越す山地は隆起量の大きさを物語っており、佐渡が300万年前から続く地殻変動でできた島であることを示しています。

佐渡島

主な見どころ・
おすすめジオサイト

吹上海岸の球顆流紋岩

海岸にはまるで目玉のような球が入った岩があります。実はこの球が、金鉱石を細かくする「ある道具」として大事な役割を果たしました。

※波打ち際のため、雨の日や海が荒れているときの見学はお勧めしません。

※国指定の史跡・名勝範囲内ですので石の持ち帰りはできません!
 石は写真撮影のみでお願いします!

アクセス情報
両津港から車で約50分
最寄りのバス停「千畳敷入口」(海府線)から徒歩約5分

道遊の割戸

V字型をした割れ目がある不思議な山。これは、人々が金を採掘することによって形作られました。人々はどのように金を採掘していったのでしょうか?

アクセス情報
両津港から車で約50分
最寄りのバス停「佐渡金山前」(七浦海岸線)から徒歩約3分

加茂湖

新潟県でもっとも大きな湖です。この湖がどのようにして今見られる形になったのかを知れば、佐渡島誕生の過程が分かります。

加茂湖
アクセス情報
両津港から車で約10分(道の駅「芸能とトキの里」まで)
最寄りのバス停「本間家能舞台前」(南線)から徒歩約0分

尖閣湾

昭和の時代から名勝地として名を馳せている場所です。切り立った地形が特徴です。この風景はどのようにしてできたのでしょうか?

※揚島遊園内の見学には別途、入館料が必要です。

尖閣湾写真
アクセス情報
両津港から車で約60分
最寄りのバス停「尖閣湾揚島遊園前」(海府線)から徒歩約1分

琴浦洞窟

佐渡の「青の洞窟」と言われるほど、澄み切った海面が見られる場所です。カヤックで海側から入ることもできるこの洞窟はどのようにできたのでしょうか?

アクセス情報
小木港から車で約10分
最寄りのバス停「琴浦」(宿根木線)から徒歩約2分

大野亀

駐車場から見ると緑に覆われた小高い丘です。しかし、横から見ると丘そのものは真っ黒な岩だということが分かります。どのようにしてこの大きい岩はできたのでしょうか?

アクセス情報
両津港から車で約60分
最寄りのバス停「大野亀」(内海府線)から徒歩約2分

基本情報

ジオパーク名:佐渡ジオパーク

ジオパーク名(英語表記):Sado Island Geopark

団体名:佐渡ジオパーク推進協議会

構成自治体名:新潟県佐渡市

お問合せ先

■佐渡ジオパーク推進協議会事務局

〒952-8501 新潟県佐渡市両津湊198 佐渡島開発総合センター2階

TEL 0259-27-2162 FAX 0259-58-7357

■E-mail

ウェブサイト・SNS

■ウェブサイト 佐渡ジオパーク