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室戸ジオパークが世界ジオパークへ

2011年9月20日リリース

室戸ジオパークが世界ジオパークへ

 このたび、室戸ジオパークは世界ジオパークネットワークへの加盟が認証されましたのでご報告いたします。室戸ジオパークは、2008年6月12日に室戸ジオパーク推進協議会を設立して以来、地域資源の保護と活用を目的とするジオパーク活動を市民と一体となって続けてまいりました。そのかいあって、世界ジオパークの国内候補地に推薦され、昨年12月から書類審査が始まり、今年7月に現地審査が実施されました。そして、2011年9月17日(日本時間:18日未明)にノルウェーのランゲスンで開催されている「欧州ジオパークネットワーク(EGN)会議」で審査結果が発表されました。

会長(室戸市長)のコメント

室戸ジオパークが世界ジオパークに認定され、大変うれしく思います。室戸ジオパークの取り組みを始めて約3年、関係機関・関係団体・専門家の先生方・市議会など、多くの 方々にご協力をいただき、心からお礼を申し上げます。

市民の方々には、日頃からのジオパーク活動に加えて、現地審査で熱い想いを語っていただきました。さらに、千羽鶴を作るなど応援をいただきました。そのことに心から感謝し、想いが伝わったことに感動しています。

今後は、さらに拠点施設の整備、人材育成に務めてまいります。そして、室戸ジオパークの活動を地元に誇りをもてる教育・防災まちづくり・持続的な地域経済の発展のために進めたいと考えています。

世界ジオパークネットワーク(GGN)加盟発表について

室戸ジオパークの世界ジオパークネットワーク(GGN)への加盟が認証されました。

欧州ジオパークネットワーク会議のディナーパーティーの会場で発表されました。

発表時間は、2011年9月18日(土)20:40(現地時間)です。
今回12地域が審査を受け、 10地域 (9カ国) が認定を受けました。

・Katla Geopark, アイスランド
・Alpi Apu Ane Geopark, イタリア
・Sierra Norte De Sevilla Geopark, スペイン
・Tianzhushan Geopark, 中国
・Massif des Bauges Geopark, フランス
・Villuercas-Ibores-Jara Geopark, スペイン
室戸ジオパーク, 日本
・Luk Muzokowa Mus Kauer Faltenbogen Geopark, ドイツ・ポーランド
・Hong Kong Geopark, 中国(特別行政区)
・Burren & Cliffs of Moher, アイルランド

これで、世界ジオパーク認定地域は、27ヶ国、87地域となりました。 国内では、洞爺湖有珠山(北海道)、糸魚川(新潟県)、島原半島(長崎県)、山陰海岸(鳥取県・ 兵庫県・京都府)に続き、5地域目の世界ジオパークの認定を受けました。

現地審査を務めたパトリック・マッキーバー教授のコメント

ご存知のようにこのエリアでは今年、日本の東海岸で、大きな悲劇がありました。

その地震・津波・そして福島でのトラブル以来、日本は非常な苦しみを経験してきました。この 新しいGGNメンバーのジオパークには、ジオパークマスターのプログラムがあります。

地元の人々がボランティアとして養成講座を受けています。3月の災害以来、このジオパークで旅行者から受け取るガイド料金は、すべて被災地の復興のため義捐金として送られました。彼らは、このネットワークのメンバーになる前から、助け合いの精神を見せていたのです。ですから、この新しいメンバーに、特別な祝福を贈りましょう。

世界ジオパークになった、日本の室戸ジオパークです。

室戸ジオパークの経過と特徴

【特徴】

 室戸ジオパークは、高知県東部の室戸半島に位置し室戸市全域を範囲としています。同ジオパークでは、プレートの沈み込み帯における陸地の形成過程を紹介します。

プレートテクトニクスによってつくられた付加体、更新世の氷河性海水準変動と地震隆起によって形成された海成段丘、巨大地震によって離水した海岸地形などの地質遺産を見ることができ、大地形成のダイナミズムを実感できます。また、陸だけでなく周辺の海には、海底地形と海流により多様な生物が生息しています。

さらに、空海の修行の地、四国八十八ヶ所の巡礼地、土佐漆喰の白壁・水切り瓦などが特徴的な吉良川町の懐かしい町並みなどの歴史文化遺産にも接することができます。

こうした多様な資源の宝庫である室戸ジオパークでは、人と自然の関わりについて学ぶことができます。

【経過】

平成20年6月12日 室戸ジオパーク推進協議会設立
平成20年7月18日 世界・日本ジオパーク認定申請書(日本語版)提出
平成20年10月7日~ 8日 現地審査
平成20年10月20日 世界ジオパーク国内候補地選定漏れ
平成20年11月28日 日本ジオパーク認定変更申請(室戸地域のみ)
平成20年12月 8日 日本ジオパーク認定
平成21年6月19日 世界ジオパーク認定申請書(日本語版)提出
平成21年8月10日 室戸ジオパークのロゴマーク決定
平成21年8月28日~29日 現地審査
平成21年10月28日 世界ジオパーク国内候補地選定漏れ
平成21年11月 1日 室戸市役所にジオパーク推進室設置
平成21年12月21日 高知県ジオパーク推進チーム設置
平成22年4月24日 世界ジオパーク認定申請書(日本語版)提出
平成22年5月23日 公開審査(千葉幕張メッセ)
平成22年8月17日~18日 現地審査
平成22年9月14日 世界ジオパーク国内候補地に選定
平成22年11月30日 世界ジオパーク認定申請書(英語版)提出
平成23年4月1日 室戸市役所にジオパーク推進

 

【お問い合わせ先】

室戸ジオパーク推進協議会事務局

所在:高知県室戸市浮津25-1 室戸市ジオパーク推進課

TEL:0887-22-5161 FAX:0887-22-1120 URL:http://www.muroto-geo.jp/

2011年9月20日現在の日本ジオパーク

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