「第7回JGN全国研修会in白滝ジオパーク」実施報告

2015年7月2日(木)、日本ジオパークネットワーク(JGN )では、第7回目となる全国研修会を北海道白滝ジオパークにて開催しました。

今回の全国研修会は、「地形地質遺産の保全」をテーマに開催され、全国から61名のJGN関係者が集い、変動帯である日本列島における地形地質遺産の保全について議論が行われました。基調講演では、公益財団法人自然保護助成基金・主任研究員で日本ジオパーク委員会委員でもある目代邦康氏より「ジオ遺産(geoheritage)の価値とその保全方法」というタイトルで講演が行われました。

また、 午後からは、参加者が教育・販売・採石場・国立公園等のグループに分かれ、様々な利害関係者を演じながら保全に向けた問題解決を図る「ロールプレイ方式」のワークショップが実施されました。

これらの成果は今後、報告書としてまとめ共有が図られることになります。

翌日3日(金)には、2つのコースでジオツアーが行われました。日本最大級の黒曜石産地や風穴帯の植生や昆虫などを見学し、ジンギスカンを堪能するなど、参加者は初夏の北海道を満喫していました。

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